Jul 05, 2011
個人破産制度は救済と再びチャンスです。
自己破産は、裁判所から破産決定を受けた時点で、一般的な生活をするために必要なものを除いて、自分の財産を失う代わりにすべての債務が免除されるものです。また、個人破産手続き後、得られた新たな所得と財産は自分で自由に使用できるので、本人の生活を再建することができます。個人破産制度は債務超過に苦しんでいる人々を救済、また機会を与えるために国が作った制度とすることができます。弁護士事務所の広告などで、"任意整理"という言葉をよく耳にしますが、"任意整理"とは何か知っていますか?借金をすれば元金と利子を一緒に返済することですが利息を支払う余りに持っている場合の支払いも利子を元金に含めて負債を減らして、無理なく返すことができますことを、"任意整理"ということです。
Steve Jobs 氏の予期せぬ CEO 辞任により、Tim Cook が CEO の役割を果たせるのかについての多くの憶測が飛び交った。iPhone 4S が期待を裏切ったこと、Cook 氏にとっての最初の四半期の決算が市場の予測に届かなかったことなどで、その疑念はさらに膨れ上がった。一方、IBM では Sam Palmisano 氏が、IBMの100年に渡る CEO 選択のプロセスを継承し、Virginia Rometty 氏を後継 CEO に指名した。
今週は、Apple と IBM を例にとりつつ、経営幹部交代について語ってみたい。
スキルマッチングの重要性
企業における CEO 選択は、ロシアンルーレットのようなものだ。しかも銃の回転式弾倉には弾丸が6発とも装填されている。多くの企業が CEO 選択で次々と失敗する様子を見たあとでは、特にそう感じるだろう。IBM のようにいくつもの全く異なる部門を束ねるアンブレラ企業であれば、CEO 選択はなおのこと難しい。CEO はいずれその役職に就くべき人物として早くから育成されなければならないし、またすべてのビジネスラインのうちの複数の分野で深い専門的知識を持っていなければならない。
実際には、特定の専門分野に特化した人物か、またはどの分野についてもまったくの門外漢である人物が CEO として選任されてしまうケースが多い(不思議なことだが、後者の方が比較的うまくいく。IBM の Louis Gerstner 氏がその例だ)。これらの場合、選ばれた人物は CEO としてのベストなスキルを持っているとは限らない。
Apple では Steve Jobs 氏がCEO の職を離れ、COO であった Tim Cook 氏が Jobs 氏の後任となった。Cook 氏には、Jobs 氏が長年にわたって示し続けてきたマーケティング力、プレゼンテーション能力、製品知識が欠けている。だが、会社運営と Steve がやりたがらなかった職務を果たす能力は、明らかに Jobs 氏よりも優れている。
この状況は、過去に Microsoft に起こったこととそっくりだ。Steve Ballmer 氏は、Bill Gates 氏、Paul Allen 氏の後任として CEO の任に就いた。だが、その役割は、Ballmer 氏の資質にマッチしたものではなかった。Ray Ozzie 氏が Gates 氏のかわりに主席ソフトウェア設計者として雇われ、Microsoft が直面する問題を指摘しても事態は変わらなかった。やがて、Ozzie 氏は、Microsoft を去った。
Ballmer 氏は Microsoft の CEO を楽しんでいるように見えないし、成功してもいない。私には Cook 氏にも同じ未来が待っているように思える。
IBM は、新任の CEO として Virginia Rometty 氏を選択し世間を驚かせた(世間では、No.2と呼ばれた Steven Mills 氏が選任されると見られていた)。だが、これは、Rometty 氏が、Steven Mills 氏よりも様々な部門に広く精通しているという事実に基づく選択だった。Mills 氏は、そのキャリア大半を1つの部門で過ごしており、強力な No.2 として残ることがベストの選択だったのだ。一方、Virginia は、CEO 職を引き継ぐのに十分な幅の広さを持っていた。
IBM のような巨大な企業で、このような賢い選択ができたという事実は、驚きをもって迎えられた。Sam Palmisano 氏は、IBM の CEO としての最後の大きな決断で、自身が優れた CEO であったことを示したのだ。彼は、政治的に正しい人物ではなく、CEO として最適な人物を選択した。
Rometty 氏は Cook 氏や Ballmer 氏よりも CEO 職を楽しみ、成功もするだろう。彼女はその役割に向け十分に訓練され、吟味もされてきており、その役割にふさわしい人物だからだ。
在籍期間 vs. 資質
IBM も例外ではないが、大企業においては、昇進は仕事の質やその職務に適しているかではなく、在籍期間で決定されることが多い。たとえば、有能な営業担当者が昇進し、管理職となり、突如驚くほど無能であることをさらけ出す、といったことは決して珍しいことではない。理由は簡単で、その人物は単に管理職としての適性がなかったのだ。これは、我々に「人はあるレベルにまで昇進するとそこで無能になる」という「ピーターの原則」を想起させる。また、これが、失敗する CEO が後を絶たない理由なのだと思う。
IBM の CEO 選択プロセスは、非常に厳密に管理されたものだ。そこではキャリアの早期に将来の幹部候補として選別される。一度そのリストに入ると、専任者がその人物をトレーニングし、成長の度合いを常に確認される。転勤を断る自由はあるが、それにより様々な部署を経験する機会は失われてしまう。
これが、Steve Mills 氏に起こったことだ。在籍期間から見れば、彼がリストのトップにいたことは間違いない。だが、彼はひとつの部署にこだわり、 CEO の職を得るスキル開発を怠った。私は、もし彼が CEO の職を射止めたとして、それが彼にとって幸福なことだったのかには疑いを持っている。
Steve Jobs 氏は驚くべき人物で、彼に代われるものはいない。まだあなたが彼の自伝を読んでないのなら、一読することをお勧めする。その自伝で Jobs 氏は、彼が孤児として育ったことが、Apple CEO の役割を Jobs 氏以外誰にも引き継げないものにデザインする原因となったのではないかと聞かれて、回答を拒否している。Jobs 氏は、Apple 製品の製造とマーケティングのプロセスを彼のユニークな能力に合わせて構築した。このことが、Apple の CEO を引き継ぐことを困難にしている。その上、Jobs 氏は自身の仕事に関しては、Apple 社員へのトレーニングもさせていない。スキルを持った人がいた場合には、Apple から追い出している。iMac や iBook の開発に携わり iPod の父とも言われた Jon Rubinstein 氏は、 CEO としての資格を持ちうる人物だったが、それゆえに彼は Apple を追われた。
結論
企業を長続きさせるためには、IBM における前世期の遺物とも思える CEO 専任システムが結局のところ有効だということなのだろう。これに対して、唯一無二の存在だった Jobs 氏が不在の Apple の先行きには不安が残る。
Steve Jobs 氏による思いがけない不幸な教訓は、伝説の人物として存在し続けるには、自身を置き換え不可能な存在にしてはいけないということだ。Apple が消えてしまえば、Steve Jobs 氏の伝説もそこで終わってしまうのだから。
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